2013年1月21日月曜日

松戸市の公園:放射線量が再び上昇 


「汚染状況調査重点地区」指定の松戸市で除染した公園の線量が再び基準値超えていた上昇していたというニュースです。きわめて高線量の場所で「除染」が無理といわれていましたが、このレベルでもふたたび線量があがることが確認できます。

なお、「汚染状況調査重点地区」とは環境省の定める、大きくいって二つの地域区分によります。

 1.除染特別地区=警戒区域または計画的避難区域

 2.汚染状況調査重点地区=空間線量が0.23μSv毎時を超える箇所

この2.の汚染状況調査重点地区は、東日本の市町村102か所に偏在しています。
うち62かあまりが岩手・宮城・茨城・栃木・群馬・千葉。40か所が福島県内です。

(*平成23年12月19日「放射性物質汚染対処特措法に基づく汚染廃棄物対策地域、除染特別地域および汚染状況重点調査地域の指定について」参照のこと)
  
 
 もうひとつ。この放射性物質は、2011年3月~4月のフォールアウトによるものだけなのか?ということも疑問に残るところです...

以下、1月15日付けのNHKニュースより。

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●放射線量が上昇 公園を再除染

 放射性物質を取り除く除染を終えた千葉県松戸市の公園で、市が去年11月から改めて放射線量を測定したところ、28の公園で再び国の基準を超えるレベルにまで高くなっていたことが分かりました。市は周辺の放射性物質が雨などによって集まったのが原因とみて、2度目の除染を行っています。松戸市は市内のおよそ9割が国が費用を負担して除染を行う汚染状況重点調査地域に指定され、市はおととし12月から公園で表面の土を取り除くなどの除染をしています。
しかし、除染を終えたおよそ310の公園について、市が去年11月から改めて放射線量を測定したところ、28の公園では再び値が高くなり、地上から50センチの高さで1時間当たり0.23マイクロシーベルトという国の基準を超えていたことが分かりました。
このうち子どもたちが集まる広場や遊具の近くの値が基準を超えていたのは18の公園で、1時間当たり0.41マイクロシーベルトと、基準の2倍近くに上っていた場所もありました。
市は、雨などによって周辺の放射性物質が集まり濃縮したのが原因とみて、2度目の除染を行っています。


 2度目の除染は、ほぼ終わったということですが、市は今後も値が上昇するおそれがあるとして測定を続けることにしています。松戸市公園緑地課の島村宏之課長は、「除染は1度では終わらないことが分かった。今後も放射線量が上がるおそれがあり、定期的な測定と除染をしっかり行っていきたい」と話しています。

●放射線量の上昇“地形が影響か”
 
 松戸市新松戸の住宅街にある公園では、市が去年8月に表面の土を取り除くなどの除染を行った結果、広場や遊歩道、それに木の根元などすべての地点で、放射線量が地上から50センチの高さで1時間当たり0.23マイクロシーベルトという国の基準を下回っていることを確認していました。ところが、除染から3か月後の去年11月に改めて測定したところ、広場にあるブランコの前で、1時間当たり0.37マイクロシーベルトと再び国の基準を超えていることが分かり、市は2度目の除染を行いました。原因について市は、この場所の地形が影響しているとみています。
市によりますと、この場所には大きなくぼみがあり、雨が降ると水たまりが出来やすい場所だったということです。
 このため周囲の放射性物質が雨などで集められ、濃縮したのが原因ではないかとみています。
市では、くぼみに土を入れて平らにし、雨水がたまりにくい地形にする対策を取ったということです。松戸市公園緑地課の島村課長は、「雨水などで低い場所に放射性物質が集められたのが原因とみている。ほかの公園でもこうした場所では今後も上昇するおそれがあるので測定を続けていきたい」と話しています。




http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130115/k10014811671000.html

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